カーシェアリングの業界トップはタイムズカーシェアです。
普及が進んできたといっても、まだカーシェアリングは一部の地域に集中しています。
そんななか、タイムズカーシェアだけが全国47都道府県すべてにステーションを構えているのです。
タイムズカーシェアの会員数は、2018年に業界で初めて100万人を突破しました。
現在はすでに110万人を超えているでしょう。
業界2位のオリックスカーシェアと、3位のカレコ・カーシェアリングクラブの会員数を合計しても28万人程度ですから、タイムズカーシェアがどれほどの人に利用されているかがわかります。
ちなみに、カーシェアリング全体ではおよそ150万人の利用者がいると言われています。
ということは、タイムズカーシェアが利用者全体の3分の2を占めているということです。
今も次々と新しいステーションをオープンして利便性を高めていますので、タイムズカーシェアの会員数は今後もさらに増えていくでしょう。
タイムズカーシェアが持つ全国のステーションは合わせて11,000箇所を超えます。
また、所有する車両台数も20,000台をはるかに超え、30,000台に近づく勢いです。
最近はカレコ・カーシェアリングクラブが勢力を伸ばしており、ステーション数と車両台数のどちらもオリックスカーシェアを抜きました。
2018年12月時点で、カレコのステーション数は2,022箇所、車両台数は3,471台です。
ちなみに、同じ時点でオリックスのステーション数が1,737箇所、車両台数が2,884台ですが、会員数ではまだカレコを大きく上回っています。
しかし、カレコがさまざまなサービスを展開し、その利便性を強く打ち出していますから、順調に行くと業界2位の座を奪う日も遠くないでしょう。
それでも、タイムズカーシェアの優位性は圧倒的ですから、しばらくは業界トップの座は揺るがないのではないでしょうか。
利用料金ではタイムズカーシェアよりお得なカーシェアリングもありますが、やはり全国にステーションがあるというのが大きいです。
いくらカレコとオリックスが勢力を伸ばしていても、まだサービス未対応の地域がけっこうあります。
それを考えると、全都道府県で「乗りたい時に気軽にすぐ乗れる」というカーシェアリングのメリットがいちばん感じられるタイムズカーシェアが業界トップにあるのは当然でしょう。
(2019年現在)