カーシェアリングがレンタカーよりお得だからといって、利用したい場所に対応していなければメリットが受けられません。
そこで、はカーシェアリングの大手3社を中心にステーション数を比較してみます。
全国のカーシェアリングサービスで最大規模を誇るのがタイムズカーシェアです。
ステーション数は全国47都道府県に10,000箇所以上、車両台数は20,000台以上と、他社を大きく引き離しています。
全国に駐車場を展開しているのが大きな強みです。
カーシェアリングは徐々に普及してきましたが、まだ首都圏など人口の多い大都市圏が中心であり、地方に行くとまったくないところもあります。
その点、タイムズカーシェアなら全国すべての都道府県にステーションが設置されていますので、地方にお住まいの方はもちろん、旅行先での利用にも便利に使えるでしょう。
また、入会が簡単なのもタイムズカーシェアの魅力で、事前にウェブで登録しておけば、無人入会機を使って3分程度で入会できます。
カレコ・カーシェアリングクラブは、首都圏を中心に東海や関西などに進出しつつある会社です。
ステーション数は約1,600箇所あります。
関東以北で利用できないのはネックですが、利用は10分単位という短時間で、コンパクトクラスの車両の短時間利用料金は業界最安クラスです。
スマホアプリで利用できるため、入会金が必要ないというメリットもあります。
首都圏にお住まいの方にはかなりメリットを感じられるカーシェアリング会社でしょう。
オリックスカーシェアの全国のステーション数は約1,550箇所です。
カレコ・カーシェアリングクラブと同じぐらいの規模ですが、こちらは、カレコ・カーシェアリングクラブの非対応エリアである東北各県の主要都市にも進出しています。
また、東海、近畿、中国地方にも徐々に進出しつつあり、マンションへのステーション設置にも積極的です。
長時間パックは業界トップクラスの安さですし、月額無料のプランもあるため、ステーションが近くにあるなら非常に使い勝手の良い存在になるでしょう。
最後に、大手ではありませんが、徐々に各地に進出しつつあるアース・カーについても触れておきます。
まだステーション数は220箇所程度ですが、進出する自治体の数はタイムズカーシェアに次ぐ存在です。
入会金や月額料金が不要なのが魅力で、ベンツ、ポルシェ、BMV、GT-R、86など車種にもこだわっています。
(2019年現在)