利便性の高さが魅力のカーシェアリングですが、そんなサービスの最大のデメリットとも言われているのがチャイルドシートの有無です。
基本的にカーシェアで用意されている車には子供向けのシートが用意されていないため、小さいお子さんを乗せて運転したい場合にはそのままでは利用できないのです。
安全性の面はもちろん、規則を守る点でもこれは大きなマイナスポイントです。
ただ、車には用意されていないものの、借りることで装着することができます。
カレコでも無料で子供向けのシートを貸し出ししているので、小さいお子さんを連れての買い物や送迎に利用したいときにはこのサービスをうまく活用したいところです。
なお、もともとシートが装備されている車種も、数は限られていますが用意されています。
アプリで車を検索する際にはこの点も意識した上で探してみるとよいでしょう。
ただ数が少ないのため早めに予約しておかないと確保できないことも多いので、利用を早く組むなどの工夫も求められそうです。
カレコではチャイルドシートに加えてジュニアシートも用意されており、こちらは前者に標準装備されています。
4歳以上のお子さんを乗せる場合にはこちらで対応できます。
無料で借りることができますが、すべてのステーションで用意されているわけではありません。
カレコのホームページで貸し出しを行っているステーションを調べることができるのでまずパソコンで確認しておくとアプリで検索の絞込みをスムーズに行うことができるかもしれません。
また、どのステーションでも数に限りがあるので早めの申し込みが欠かせません。
ステーションに直接訪れたときに手続きをして借りるのではなく、事前に連絡をして申し込むのが原則です。
まずサポートセンターに電話をしたうえで利用予定日、利用時間、利用するステーションを伝えます。
その後サポートセンターからメールが届くので利用当日にステーションでこのメールを提示すると貸し出しを受けることができます。
貸し出しは原則として車の利用時間内のみとなっていますが、もし時間内での返却が難しい場合には後日の返却も可能です。
この場合でもサポートセンターに相談したうえで返却日まではシートを自宅で保管する形になるのでしっかりと扱いましょう。
貸し出しが可能なステーションはどうしても東京を中心とした都内に多く、この点がマイナスポイントとも言えます。
ただ需要の増加もあってもともと搭載している車を積極的に導入している段階なので今後このマイナス点は解消していくことでしょう。
まずはもともと搭載されている車をチェックする、それが確保できない場合にはシートを直接借りる。
いずれにしろできるだけ予定を早く立てて手続きをすることが求められます。