カーシェアリングとレンタカー、どちらも車を借りるということで同じように感じますが、意外と差があります。
例外もありますがまず、月額の利用料が必要なのがカーシェアリング、レンタカー会社の場合は無料です。
貸し出しおよび返却時間はカーシェアリングは24時間可能、レンタカー会社の場合は9時から20時位のところが多いです。
貸し出し方法は、カーシェアリングは自分ひとりで可能ですが、レンタカー会社の場合は店舗での受け付けが必要です。
保険については両方とも料金に含まれていますが、レンタカーの場合はオプションで追加の保険が設定されています。
しかし一番大きな差はガソリン代金ではないでしょうか。
カーシェアリングはガソリン代が料金に含まれていますが、レンタカーの場合は満タンに入れて返却が必要、その際の金額は利用者が負担します。
車種選択はカーシェアリングはそれほど用意されていませんが、レンタカーでは豊富に用意されていることがほとんどです。
また、カーシェアリングではいわゆる乗り捨てが不可能になっています。
現在の法律ではカーシェアリングでは乗り捨てが出来ないため止むを得ないのですが、一部地域では法律解釈の関係で乗り捨てが可能になっています。
一般的にはカーシェアリングは短時間の利用向き、レンタカーは長時間の利用向きと言われています。
実際にはどうなのか比較してみましょう。
最大手のタイムズカーシェアと、トヨタレンタカーでカローラを借りた場合の比較です。
6時間借りた場合、カーシェアリングだと4020円、レンタカーの場合は7020円+使用したガソリン代金になります。
12時間借りた場合、カーシェアリングだと6690円+1kmあたり16円、レンタカーの場合は8100円+使用したガソリン代金になります。
24時間借りた場合、カーシェアリングだと8230円+1kmあたり16円、レンタカーの場合は9720円+使用したガソリン代金になります。
また、レンタカーはハイシーズン料金が設定されており、繁忙期は6時間7722円、12時間8910円、24時間10692円になっています。
カーシェアリングは月額料金として1030円かかります。
カーシェアリングではプラン料金のほかにショート料金も設定されており、国産車の場合15分206円で借りることが可能です。