利用時間がかなり限定された形で車を借りるケースが多いのがカーシェアリングの特徴です。
何しろ10〜15分単位で利用することができるのですから、本当に必要な時間だけ借りることでコストを最小限に抑えることができます。
この点がレンタカーに対する大きなメリットとして指摘されることが多いのも当然というものでしょう。
しかしこのようにタイトなスケジュールで利用するとなると、時間超過のケースも出てきます。
用事が予定よりも時間がかかってしまったケースはもちろん、交通渋滞に巻き込まれてしまうといった不測の事態まで。
予約した時間内に返却できない状況に陥ることも十分に考えられるわけです。
しかもカーシェアはいろいろな人が利用するわけですから、次の人の予約が埋まっているケースも考えられます。
予定時間を超過してしまうと次の人に迷惑をかけてしまう恐れも出てくるわけです。
この点は便利だからこそのカーシェアの注意点と言えるでしょう。
ではまず予定時間内に返却できそうにない場合にはどうすればよいのか?
この場合には事前に連絡して延長の手続きを行います。
アプリケーションや車に搭載されているカーナビなどから行うことができる業者が多いのであらかじめ方法を確認しておくといざと言うときに焦らずに済むでしょう。
その際にはできるだけ早めの変更が求められるため、遅れそうだと思ったら早めに手続きを行うよう心がけましょう。
もし変更手続きをしないまま時間超過してしまった場合には、超過料金が適用されます。
これは通常の利用料金の倍に設定されているもので、超過した時間が長くなればなるほど負担が大きくなります。
しかも手続きを行わなかった場合だけでなく、手続きをしようとしても次の予約がすぐに埋まっていて延長ができない場合でもこの超過料金が適用されてしまうので要注意です。
このようにタイトなスケジュールで利用してしまうと不測の事態で思わぬ出費を強いられてしまう可能性があります。
あまり安く済ませようとギリギリの時間で利用してしまうと、思わぬ形で出費がかさんでしまうこともあるので注意したいところです。
ある程度余裕を持って予約するのはもちろん、もし遅れそうになったときにはできるだけ早く変更手続きをする心構えも覚えておきたいところです。
とくに長距離の移動や休日に利用する際には注意が必要でしょう。