カーシェアリングといえども、冬場はスタッドレスタイヤが必需品です。
短時間だけの利用であっても、雪や路面の凍結の心配がある時は冬用タイヤ装着の車を選びましょう。
ノーマルタイヤの車を利用中に雪や凍結のために車が動かせない状況になった場合、回収のために高額の費用を請求されることがありますので注意してください。
ここでは、カーシェアリングの大手3社のスタッドレスタイヤの装着状況を紹介します。
オリックスカーシェアでは、毎年11月下旬ごろから冬用タイヤを順次装着しています。
ただし、雪や凍結の恐れがある地域のみですので、ノーマルタイヤの車しかない地域から雪の心配がある地域に遠出するのは控えた方がよいです。
どの車にスタッドレスタイヤが装着されているかは、公式サイトの車両検索画面で条件を指定して検索すれば確認できます。
カレコ・カーシェアリングクラブでは、毎年11月末ごろに冬用タイヤの装着についてお知らせがあります。
2018〜2019年のシーズンでは、2018年11月30日に、12月7日から翌年3月末まで、冬用タイヤを装着する車種が発表されました。
予約の際、車両の紹介画面で「冬用タイヤ」との表示がある車を選んでください。
ちなみに、カレコ・カーシェアリングクラブとオリックスカーシェアが提携して提供する「ドコモdカーシェア」でも、この2社と同じく冬用タイヤの装着があります。
利用の際は、予約画面に「冬用タイヤ」とある車を選びましょう。
タイムズカープラスでは、「よくあるご質問」欄に「原則スタッドレスタイヤを準備しておりません」との表記があります。
しかし、実際は、冬季には必要性のある地域にてスタッドレス装着車両を用意しています。
全国47都道府県に展開しているだけあって、対応地域も広いです。
北海道、東北、北陸、中部などの積雪地域はもちろん、関東、東海、関西、中国地方においても、積雪がある地域においてはスタッドレス装着車が用意されています。
ただ、装着期間が地域によって異なることに注意してください。
北海道では4月末まで装着していますが、関東以西では3月までです。
また、対象地域でも全車両に装着されるわけではないので、予約の際に必ず確認してください。
なお、タイムズカープラスでは、雪や凍結などで車をステーションに戻せない場合、改修費用として25,000円を請求されます。
(2019年現在)