カーシェアリングを利用するのに年齢制限は基本的にありません。
運転免許をお持ちの方なら誰もが利用できるのがカーシェアリングの良いところです。
しかし、一部には例外がありますから事前に確認しておきましょう。
カーシェアリングの利用者の中心世代は30代から40代です。
しかし、カーシェアリングが広く知られるようになってきた最近では、10代や20代の新規加入者が増えています。
カレコ・カーシェアリングクラブが2017年に発表した調査結果によると、新規会員のうち22.4%が20代で、それ以前はほとんど見られなかった10代の新規会員の割合も増えているそうです。
10代と20代の構成比は他の世代よりも伸びが大きく、今後はますます若い世代が中心となって普及していくでしょう。
実際、どこのカーシェアリング会社でも、若い世代を取り込もうと積極的に利用を呼びかけています。
その一環として、月額基本料が無料になる学生プランを用意しているところが多いです。
たとえば、タイムズカープラスでは、入会から4年間月額基本料金が無料になる学生プランを用意していますし、オリックスカーシェアにも5年間月額基本料が無料になる学生プランを用意しています。
未成年者の場合、入会には親権者の同意が必要ですが、基本的に運転免許を持っている人なら10代でも利用可能です。
カレコ・カーシェアリングクラブにも、4年間月会費が無料になる学生割引を用意しています。
ただし、カレコには、年齢制限ではなく初心者の制限があることに注意が必要です。
2018年3月までは、タイムズやオリックスと同様、入会に運転経験の制限はなかったのですが、2018年4月1日より運転免許取得から1年未満の人に対して、入会と登録運転者の登録を制限しています。
つまり、年齢制限はないといっても、免許取得から1年以上経過していないと入会できないため、18歳の方の利用は制限されているのと同じことです。
ちなみに、カレコの学生割引は、2019年4月1日から利用できる年齢に上限を設けるとのことです。
これまでは制限なしでしたが、4月1日以降は申し込み時点で24歳以下という条件が加わります。
高齢者が運転する車による交通事故は社会問題となっています。
免許の自主返納も呼びかけられている状況ですが、ほぼすべてのカーシェアリングには年齢の上限は設定されていないようです。
70代や80代以上の方でも基本的には利用できます。
(2019年現在)