カーシェアリングの延長料金の仕組みを検証。

カーシェアリングの延長料金の仕組みを検証。

カーシェアリングの延長料金は、どんな仕組みになっているのでしょうか?

利用時間を超過すると発生する延長料金

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カーシェアリングの特徴はあらかじめ利用時間を決めた上で車を借りて利用することです。

 

レンタカーのように長い時間借りるのではなく、15分単位で借りることもできるので、買い物や子供の送迎のために30分くらい使いたい、といったケースで非常に重宝します。

 

ただし、利用時間を超過して利用することになった場合には延長料金が発生します。

 

レンタルDVDなどのサービスと似たような形ですが、車の利用の場合は渋滞など思わぬ事情で時間内に返却できなくなるケースも出てくるので、あらかじめ余裕を持って利用時間を決めることも重要なポイントです。

 

延長した場合にはどのような形で料金が発生するのかも確認しておきましょう。

 

まず知っておきたいのは、カーシェアリング事業者では先ほど挙げたような15分程度の短い時間ごとに利用時間を設定するプランと、ある程度まとまった時間を利用するプランの両方を用意している点です。

 

後者は「パック」という名称で用意されていることも多く、6時間、12時間といった時間設定のほか、夜、深夜〜早朝など時間帯別に設定されている場合もあります。

 

ですから数時間単位で利用するなら、短い時間ごとに料金が発生するプランよりもあらかじめ長い時間利用するパックを利用したほうがお得な場合もあるのです。

 

たとえば通常の料金体系で4時間利用して1時間超過してしまった場合と、6時間のパックで利用した場合ではどちらの方が安いのか?

 

あらかじめ料金設定を踏まえたうえで比較検討しておきましょう。

延長にも2種類ある

もうひとつ注意したいのは、延長時に発生する料金には2つの種類があることです。

 

基本的には先ほど触れた短い時間(15分程度)に設定されている料金がそのまま適用されるケース。

 

つまり15分遅れた場合にはそのまま15分の料金が追加されるものです。

 

延滞料金が発生しないので非常にお得といえるでしょう。

 

2つ目のケースは無断で延長したケース。

 

返却が遅れそうになった場合には、あらかじめ事業者に連絡をとる必要があり、もし連絡せずに無断で延長する形になった場合には無断延長料が発生します。

 

こちらはレンタルDVDなどの延滞料金に近い形となるでしょうか。

 

料金は事業者によって異なりますが、通常の時間利用料の2倍程度に設定しているところが多く見られます。

 

まず、延長する可能性があるかどうかを踏まえたうえでプランを決めること、そのうえでもし延長する場合には必ず事業者に連絡すること。

 

この2点が、ある程度長い時間カーシェアリングを利用する際に大きな意味を持ってくるのです。