カーシェアリングの料金の仕組みを徹底解剖!

カーシェアリングの料金の仕組みを徹底解剖!

カーシェアリングの料金の仕組みを調べてまとめてみました。

カーシェアリングは気軽に利用できるサービス

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カーシェアリングとは、簡単に言えば「他人の車を借りて気軽に車を運転することができるサービス」のことです。

 

レンタカーと違うのは、この借り方や借りる時間に大きな違いがある点です。

 

レンタカーと比べて数時間、場合によっては数十分単位で借りることも可能なため、買い物などちょっとした外出時にも利用できるのが大きな魅力となっています。

料金は月額料金と時間単位の利用料で発生

具体的な利用料の仕組みに関しては各カーシェア事業者によって異なりますが、基本的には毎月発生する月額使用料と、実際に車を借りて利用した際の利用料によって成り立っています。

 

カーシェアリングのサービスは会員登録を行ったうえでカードを発行して利用するため、細かい利用環境や実際に発生した料金を把握しやすいのです。

 

事業者側はいつどれぐらいの時間利用したのかをデータとして管理することで、会員ひとりひとりの利用料を管理できるわけです。

 

どのような仕組みでこの料金が発生するのかは事業者によって若干の違いが見られます。

 

たとえばタイムズカーシェアは事業者が車を所有し、利用者が駐車場(ステーション)から車を借りて利用する形となっています。

 

つまり事業者は車を維持・管理する料金を回収したうえで利益を得られるように利用料を設定しているわけです。

 

一方、エニカのように個人間のカーシェアサービスを提供しているサービスもあります。

 

こちらは車の所有者は個人で、この個人が所有している車を多くの利用者がシェアする方法となっています。

 

事業者はその橋渡しをする形です。

 

この場合、事業者は車を所有していないのでその維持費があまりかからない一方、ひとりひとりのオーナーと利益を分け合う必要があります。

 

これも登録制とITを活用したデータ管理環境があってこそ実現できるサービスといえるでしょう。

 

このように車の所有者が誰で、どのような形でサービスを提供しているかによって利用料の仕組みも異なっています。

 

ただ、利用する側としてはどちらも簡単に車を借りて利用できる仕組みとなるため、できるだけ安いところを利用したいと思うものです。
そのため、仕組みが違う事業者同士でも利用料はほとんど横並びの状況になっています。

 

高いか低いかは利用できる車種やサービス内容で違いが出てくることが多く、基本的な利用料はどこも同じ水準です。

 

事業者としてはいかに車が使われていない「空き時間」を減らしたうえで、どう回転をよくするかが利益を上げるポイントとなっているわけです。