カーシェアは少ないコストで車を効率よく利用できるサービスとして人気を集めています。
マイカーに比べてはもちろん、レンタカーと比べても安く済むケースが多いからこそ注目されているわけです。
ただ必ずし「車を利用する上で一番安い選択肢」とはいえない面も出てきます。
たとえば1〜2日間続けて利用する場合にはレンタカーの方が安い、または利便性が高いといった面も出てきます。
自分が利用するシチュエーションを意識した上で実際に利用したときにどれだけの費用がかかるのか、最終的に他の選択肢に比べて得なのかを検討していくことが求められます。
カーシェアリングのサービスの最大の特徴であり、費用を確認するうえで重要な部分となるのが月額基本料金です。
カーシェアのサービスではまずその会社の会員に登録したうえで利用する形になります。
そして会員になること毎月基本料金の負担が求められるのが一般的です。
無料のプランもありますが、カレコやオリックスカーシェアのように月額基本料が無料のプランだと利用料金が高くなるケースがあるので注意したいところです。
レンタカーのように利用するときだけ料金が発生するわけではない点はぜひとも頭に入れておきたいところです。
この月額基本料はカレコとオリックスカーシェアで基本料金が発生するプランで980円、タイムズカーシェアで1030円となっています。
なお、毎月無料で車を利用できる時間がサービスでついてくる会社もあり、タイムズカーシェアのように毎月1030円分、事実上月額基本料が相殺される形で無料利用分がついてきます。
毎月コンスタントにサービスを利用する方にとっては非常に魅力的な部分でしょう。
そのうえで車を利用した際に利用料金が発生します。
ほとんどのカーシェアでは15分単位で料金が発生する仕組みとなっており、200〜450円の範囲内で設定されています。
タイムズカーシェアの場合、車種によって206円で利用できるベーシッククラスと412円で利用できるプレミアムクラスの2種類が用意されています。簡単に言えば高級な車に乗ると利用料金が高くなるわけです。
15分で200円前後と考えると1時間30分も利用すれば毎月の無料分で月額基本料金を回収できる形になります。
あとはあらかじめまとまった時間(6時間以上)利用しようと考えている場合にはパックプランも用意されています。
たとえばたとえばタイムズカーシェアでは12時間の量で7650円。
通常の形で利用するよりも割安になります。
また、時間ごとの基本料金に加えて走行距離に合わせて料金が加算されるケースもあります。
たとえばオリックスカーシェアでは1キロメートルごとに16円が加算されるので料金を計算する際には忘れないようにしたいものです。