カーシェアリングを利用するときには、会員登録が必要です。
レンタカーの場合はその場限りの申込で利用できますが、Webや店舗での手続きなどで会員登録は必須だと考えてください。
そこで気になってくるのが、登録料が発生するのかどうかです。
実際にレンタカーと比較してみると、デメリット部分として登録にお金がかかることが挙げられていますが、実際には必須とは限らないのです。
ただしこれは業者によって異なるものなので、それぞれの違いを紹介していきます。
カーシェアリング業者の中でオリックスカーシェアとタイムズカープラスは、登録のためにお金がかかります。
オリックスカーシェアが1,000円で、タイムズカープラスは1,550円です。
そもそもこの登録料は、単純に会員登録のための手続き費用などではありません。
サービスを利用するために必要なICカードを発行するための手数料なのです。
このICカードを利用して車のロックを解除して使えるようにするため、ICカードを持っていなければ利用できません。
そこでポイントになるのが、登録の際にお金がかからない業者は何が違うのかです。
サービス登録の際にお金がかからない業者としてカレコ、dカーシェア、アースカーがあります。
これらの業者では、交通系ICカードかおサイフケータイ機能を会員証として利用できます。
どちらもICチップを使っての認証が可能な仕組みであり、多くの人が持っているものです。
それを流用できるようにしているので、わざわざカードを発行する必要がなく無料で登録できます。
それでは対応しているカードを持っていない場合はどうなるのかですが、これはそれぞれの業者で対応が変わります。
そもそもカード発行に対応をしていないところ(dカーシェア)もあれば、有料で発行してくれる業者もあるのです。
登録にお金がかかる業者の場合、ICカード発行のためにお金がかかります。
つまり利用をするためにお金がかかるわけですが、Webからの申込だけだとカードが手元に届くまで時間がかかるのです。
この場合は1週間ほど待たされます。
店舗で直接申込をしたりカードだけは受け取りにいったりするなどで即日利用できるようにしている業者もありますが、登録料が発生しない業者はWebからの申込だけで完結して即日利用可能です。
お金がかかるのかどうかだけではなく、このような違いも含めてどの業者を利用するのかを検討してみてください。
「2018年現在」