カーシェアリングの決済方法をご紹介。

カーシェアリングの決済方法をご紹介。

カーシェアリングの決済方法は、意外と限られています。

カーシェアリングの決済方法をご紹介。

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カーシェアリングの決済方法は、基本的にクレジットカードのみです。

 

個人間のカーシェアではガソリン代が現金払いのところもありますが、タイムズカーシェア、オリックスカーシェア、カレコ・カーシェアリングクラブの大手3社を始め、ほとんどの業者ではクレジットカード決済にしか対応していません。

実は採算性の低い事業

カーシェアリングは次第に普及しつつありますが、まだまだ採算の低い事業と言われています。

 

過去には数々の企業がカーシェアリングに乗り出していましたが、今ではその多くが撤退しているのもこのためです。

 

現在の業界トップであるタイムズカーシェアも、事業開始は2009年ですが、初めて黒字を達成したのは2014年であり、5年もかかっています。

 

そんななか、カレコ・カーシェアリングクラブが、他社よりも安い料金プランで徐々に勢力を広げているのは注目に値する出来事です。

 

いずれにせよ、利用者としては非常に利便性の高いサービスですので、もっと普及が進むことを願います。

業者の負担が少ないクレジットカード決済

なかなか採算が取りにくい事業だからこそ、コストを抑えるためにカーシェアリングではクレジットカードが選ばれています。

 

決済方法が豊富にある方が利用者としては便利ですが、決済方法が増えるほど、業者にとっては料金の回収に手間やコストがかかります。

 

その点、クレジットカードなら料金の回収を完全にクレジットカード会社に任せられるため、業者にとって他の方法より利便性が高いのです。

 

たとえば銀行の口座振替の場合、利用者の口座の残高が不足していると、業者自身が回収業務を負担しなければなりません。

 

その点、クレジットカードならクレジットカード会社がすべての負担を引き受けてくれます。

 

つまり、手間とコストを省けるクレジットカード決済だからこそ、カーシェアリングサービスを低料金で提供できるわけです。

デビットカードやプリペイドカードが不可なのも同じ理由

デビットカードやプリペイドカード、その他の電子マネーが利用できないのも、上で説明した通りの理由です。

 

これらも業者にとって回収の手間が発生することがあるため、極力効率化を目指すカーシェアリングでは用意していません。

 

最近は、クレジットカードではなくプリペイド系のカードだけで支払いを済ますという人も増えていますが、カーシェアリングを利用するには本人名義のクレジットカードが必須であると覚えておきましょう。
(2019年現在)