車のロードサービスといえば、一般的にJAF(一般社団法人日本自動車連盟)が広く知られていますが、カーシェアリングを利用するに当たっても、JAFに加入したほうがよいのでしょうか。
そこで、カーシェアリングにおけるロードサービスについて見ていきましょう。
JAFがサービスの対象としているのは、車両ではなくその会員ですので、JAFの会員なら他人の所有する車に乗っている時でも、JAFのロードサービスが受けられます。
ということは、JAFに加入しておけば、カーシェアリングの利用中のトラブルでもサービスが受けられるということです。
しかし、ほとんどの会社では、利用料金に自動車保険やロードサービスの金額が含まれているため、誰もがロードサービスを受けられます。
ですので、マイカーを所有していてすでにJAF会員であるならともかく、JAF非会員が、カーシェアリングを利用する際にわざわざJAFに加入する必要はありません。
そこで、以下にカーシェアリング大手3社のロードサービスを紹介します。
カレコ・カーシェアリングクラブの利用料金は、自動車保険料や免責補償費込みの金額です。
また、専用ダイヤルを設け、24時間365日体制で万一のトラブルの際に利用者をサポートしてくれます。
一般的に、カーシェアリングでは営業補償は利用者の負担ですが、カレコ・カーシェアリングクラブでは事前に「トラブルあんしんサポート」に加入しておくことで、パンク、キーのインロック、バッテリーあがりなどにも無料で対応してくれます。
なお、「トラブルあんしんサポート」の料金は、これまで1予約324円でしたが、2019年4月から24時間ごとに324円が発生するように改定されます。
1予約でも24時間を超える場合は、利用時間に応じた料金が必要なことに注意してください。
オリックスカーシェアでは、保険とロードサービスが利用料金に含まれています。
事故時の補償はもちろん、キーのインロック、バッテリーあがり、パンク、ガス欠など30分ほどの応急措置で対応できるトラブルはすべて無料です。
何かあった時は、すぐにトラブル専用窓口に電話しましょう。
タイムズカープラスでも、利用料金には基本的な補償がすでに含まれています。
ロードサービスは、1利用309円の「TCP安心補償サービス」に加入していると、キーのインロック、バッテリーあがり、パンク、ガス欠、それにレッカー移動などが無料です。
(2019年現在)